バルコニー面積

専門用語

1. 定義

バルコニー面積とは、マンションや集合住宅における、専有部分に付随するバルコニー(ベランダ)部分の水平投影面積を指し、通常、専有面積とは別途記載される。

2. 補足・展開解説

  • バルコニー部分は「専有部分に付属する専用使用部分」と位置付けられ、区分所有法上は共用部分扱いとなるが、専用使用権が認められる。
  • 不動産広告では、専有面積(室内部分)とは明確に区別してバルコニー面積を記載する必要があり、単位は「平方メートル(㎡)」で表示される。
  • バルコニー面積は採光・通風性能、資産価値(眺望・開放感)に影響するため、特に高層マンションや角部屋物件では重視される。
  • 注意点:バルコニー面積は物件価格には直接反映されないが、居住快適性や資産評価の間接的要素となる。

3. 学習Tips・補足資料

  • 英語表記“Balcony Area”と覚える。
  • バルコニー面積が大きい物件は「アウトドアリビング」として使えるケースがあるため、用途イメージも一緒に押さえるとよい。
  • マンション管理規約で「バルコニーの使用制限」(避難通路確保など)が定められている場合があるので注意する。